平成23年式・ZVW30のトヨタ・プリウスです。
エンジンチェックランプ(メーターパネル左側・オレンジ色)が点灯して、右の方にもマスターウォーニングランプ(赤の三角のマーク)が出ています。
今回は、ハイブリッドバッテリーの内部異常ということで、バッテリーボルテージセンサが監視している28個のモジュールをチェック。
全体的に劣化してきていますが、中でも電圧差が基準値以上のものを発見。
ハイブリッドバッテリーの劣化及び故障との判断で、ハイブリッドサプライバッテリーの交換作業に入ります。
プリウスには、バッテリーが2つ装着されています。
一つは、トランクルーム右側にあり、オーディオ機器やヘッドライトを点けたりする時に使います。補機バッテリーとも呼ばれます。
もう一つは、モーターを動かすバッテリーです。リヤシートの後ろにあります。
取り外すには、低圧電気取扱者の資格を持つものが担当します。
取り外したプリウスのハイブリッドバッテリー。これが、でかくて重いんですよ。。
30プリウスの場合は、このでかいバッテリーを丸々交換することになります。
うーん、補機バッテリーも、ハイブリッドサプライバッテリーも、高い・・・。
新品のバッテリーだと、梱包された状態で届きます。
これを屈みながらリヤハッチに設置するのは、まあまあ腰にきます(;^_^A
バッテリーの劣化は使い方等によってバラバラですが、トヨタの保証期間は「5年・10万km」までです。
取り替えたバッテリーの状態をチェック。
どのモジュールもブロック電圧が安定しています。
ハイブリッドのバッテリーは使用するにつれて全体的に劣化してきますが、隣り合わせのブロック電圧の差が規定値以上の場合、ドライバーにシステム異常として知らせるようになっています。
10万キロもたずに劣化する方や、20万キロ以上走行していても、全体的に劣化するだけの方もいます。こればかりは運⁉かもしれません。
バッテリー交換後のプリウスです。
いやー、快適そのもの♪頻繁にエンジンが動いていた時と比べて、非常に静かです。
ディーラーでなくても全然問題ない!と思われた方、ぜひ当社にご相談ください。
※別途、見積もり料が発生致します。
新車からの保証は、一般保証と特別保証の2本立て。
一般保証は3年・6万キロ、特別保証は5年10万キロで終了します。
このメーカー保証と同程度の内容で延長することが出来るのが、弊社取扱いの保証延長制度。
メーカーの一般保証延長のスタンダードプラン、
特別保証延長も加えたプレミアムプラン
の2つを用意しています。
ハイブリッドカーに搭載されている「駆動用バッテリー」は、通常5年10万キロ保証です。
車検や乗り換えのタイミングでしか加入できない保証延長を有効活用してください。
お電話でのお問合せは
072-971-2345
で受け付けております。
お問合せフォームは24時間受付をしておりますのでお気軽にお問合せください。
>> お問合せフォームはこちら